協業の際に気をつけるべきことは?
■質問:
週末起業で資格試験の通信教育ビジネスを始めたところ、同種のビ
ジネスに取り組んでいる方から協業を持ちかけられました。とりあ
えずはサイトでの相互リンクには応じたのですが、今後、どのよう
につきあっていくべきでしょうか? 基本的には協業には応じる方
向で考えています。アドバイスいただけるとありがたいです。
■答え:
協業は、ビジネスをスピードアップするのに有効な手段ですね。相
手が信頼に足る人物であることが大前提ですが、既に協業に応じる
おつもりとのことですから、その前提でのアドバイスをさせていた
だきます。協業に際しての留意点を挙げてみました。
(1)役割分担を明確にする
よく、「共同経営はうまくいかない」と言われます。双方の役割分
担が不明確になりがちなので、どちらかが不公平感を抱き、協業が
崩壊するといったことになるわけです。
ですので、役割分担を明確にして、それに伴い、収益をどのように
分けるかも明確にしておくことが大切でしょう。当然、書面に残す
べきですね。
役割分担が明確であれば、あいまいな「共同経営」というよりは、
通常のビジネスの取引関係に近くなり、その分、トラブルは避けら
れます。
(2)目標を明確にする
一人でやっていた時よりも、二人でやった方が儲からなくなった、
ということでは、協業する意味がありません。ですので、その辺は、
ある程度シビアな判断が必要かと思います。具体的には、目標を設
定し、それが達成できたかどうかです。
但し、収益を折半すると、短期的には儲からなくなる可能性もあり
ますが、中長期点な視点で考える必要があるかと思いますので、の
点は留意する必要がありますね。
(3)理念を共有する
互いに目指す方向が食い違っていると、協業はうまくいきません。
たとえば、収益がそこそこ上がったとして、片方は短期的に儲かれ
ばよいと考え、もう一方は、それを将来へ向けての投資に使いたい
と考えれば、完全に衝突することになります。
ですので、3年後・5年後へ向けて、協業をどのように発展させて
いくのかといったことのガイドラインとして、理念を明確に定めて
おくことが大切でしょう。理念を共有できれば、今後、うまくやっ
ていくことができるでしょう。
(4)協業の受け皿を確保する
協業して一つのビジネスを行なう場合、主体が一つに統一されて
いないと、お客さんの目から見て不自然で、不安を呼び起こすこと
になる可能性があります。任意団体でも何でも、一つの受け皿を作
る方がよいでしょうね。たとえば藤井・森の協業で週末起業フォー
ラムが設立されたように、です。
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