ネットオークションでの上手な買い物 > 一品だけでは見向きもされない
あなたの企業では、通常、自社の商品をどのような単位で販売して
いるだろうか。分量を増やしたり、セットにしたりすることで、商
品の魅力がアップするかも知れない。「一品だけ」のため、「見向
きもされない」のだとしたら、実にもったいない。
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■■ ネットオークションでの上手な買い物
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━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2009.01.20【16面】━
◆「会社を辞めずに、お金をかけずに起業する」という「週末起業」
のコンセプトは、定収入を放棄したり、多額の借金を抱えたりする
リスクを避けたいという発想から来ている。
◆とは言え、「週末起業」でも、全くのノーリスクということはな
い。時間を投資したり、書物を何冊か買って読んだり、必要なソフ
トを購入したり、レンタルサーバ契約をしたりといった出費は伴う。
◆時々、問題になるのは、物販に取り組む場合だ。在庫を抱えるの
は、借金をしないまでも、やはりリスクとなる。売れ残ったらどう
するのか、悩ましい。
◆そのため、最近は、在庫を持たない委託販売方式でビジネスを立
ち上げることが可能になっている。いわゆる「ドロップシッピング」
という方法だ。
◆在庫を持った上で週末起業に取り組むなら、まずはネットオーク
ションを利用するという手がある。20日付けの日本経済新聞に、
「インターネット競売で上手に買い物をする人が増えている」とい
う記事が掲載されている。
◆買う人がいるのなら、出品している人もいる。「都内の会社員」
として紹介されている方は、「昨年末、中古のベルト10本をまとめ
て千円で売った」という。
◆この方は、「一品だけでは見向きもされないが、福袋にしたら売
れた」とコメントしている。ネットオークションでは、この「福袋」
のような、「セット」での買い物が増えているというわけだ。
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■■ 一品だけでは見向きもされない
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●先述の在庫の話だが、ネットショップの場合、実は在庫はあまり
多く持つ必要はなかったりする。極端な話、1アイテムあたりの在
庫数は、「1個」でもショップが成り立つ。
●楽天市場のサイトで商品を検索すると、「在庫切れ」が実に多い。
人気で売り切れの商品もあるのだろうが、元々、在庫を多く持って
いないからそうなるのだろう。
●一方、リアルの店舗の場合、ある程度の在庫数がないと、売り場
として成り立たないのが普通だ。店の広さと比較して商品数が少な
すぎれば、何ともみすぼらしい感じになってしまう。
●これは、先ほどの「一品だけでは見向きもされない」に通じる感
じがある。同じ商品でも、ボリューム陳列されていると、客の目を
引き、売り場に活気が出てくる。
●記事では、中古ベビー服の7点セットを千円で落札した人が紹介
されている。「子供服だと20~50点のセットも多く、落札価格は
3千円が相場だ」という。値段が割安になるのが魅力だが、単純な
安値でのバラ売りよりも魅力的で、売り手にも買い手にもメリット
がある。
●「漫画やDVDなどの全巻セットの売買も活発だ」という。セッ
トの魅力を表す、わかりやすい例だろう。「大手の中古本店よりも
低価格のものも多」いので、ネットオークションにお客が集まって
いる。
●いずれにしろ、分量がまとまったり、セットになったりすること
で、商品の魅力が増大するわけだ。逆に、「一品だけでは見向きも
されない」というから、その効果は大きい。
●世の中、工夫を凝らしたさまざまな売り方があるが、分量の工夫
やセット化という観点も、見逃してはならないと言えるだろう。
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